取材がきた話

〜学生時代に「人と違って生きにくい」と感じたエピソードありますか?
そのときの自分の心情と解決策

という質問に対しての回答〜

小学生のときから、自分が目立つことに恐怖心を抱いていて、授業で「この問題わかるひとー?」って聞かれて、正解がわかってても手を挙げない子でした。
テストで良い点をとればとるほど隠して、低い点なら低い点ほどみんなに見せてました。
それは、「人と違う自覚」が極度に強くて、一周して、みんなに合わせることに精一杯努力してきたわけです。

地球に溶け込んだ「宇宙人」がいるのなら、気持ちがわかる気がします(笑)
地球人の感覚がわからないからこそ、地球人のフリを必死でするわけです。
そんな感じ。

最近は、社会の中における人生って「演じること」なのかなと思ってます。
勉強をがんばってる自分、絵を描く自分、楽しい自分、悲しい自分。
演じ方次第なんじゃないかと。
もっと希望のある言い方だと、
自分のイメージするCEOを演じてたら、ホントにCEOになっちゃった。
お笑い芸人のふりをしてたら、ホントにお笑い芸人になっちゃった。みたいなね。

僕の場合は、「発明家」。
発明家のふりをするのに、白衣はいりますよね。
試験管もいりますよね。
でも、ふりをしてたら、いつのまにかそれ使って発明家っぽいことやるし、周りの人からもそう認識される。

そうやって、自分の社会における役柄が確立するのだと。

そんな感じ。